献血支援活動のご報告(2024年3月7日 ホテルメトロポリタンエドモント)

社会奉仕委員長 市河久和

3月7日(木)の10時から16時(11時30分から13時を除く)まで、ホテルメトロポリタンエドモントにおいて、今回で3年連続となる献血支援活動を行いました。

今回は理事会の方針で、誕生したばかりの東京本郷ローターアクトクラブに、最初の奉仕プロジェクトとして深く関わってもらうことになり、東京本郷ロータリークラブ、ホテルメトロポリタンエドモントに東京本郷ローターアクトクラブを加えた三者共催で行いました。

事前予約は前回並みの31名でしたが、結果として受付数60名(更に受付前に献血できないことが判明し、受付数にカウントされなかった方も数人)でした。会場は駅前のような通行人に呼びかけられる場所ではないので事前のお声掛けがポイントでした。日赤さんによると条件が良い場所でも多くて1日30名だそうで、また受付60名というのは採決車1台の体制としてはほぼMAXということでした。更に受付者のうち今回が初めての献血という方が20名もおられましたが、日赤の方は「特筆すべき数」と感嘆されていました。これらの結果は、会員諸氏が主体者として積極的に知人等にお声掛けいただいた賜物と心から感謝いたします。特にホテルの従業員の方が17名も来ていただけたのは記録にとどめるべき事実で、松田会員には重ねて深謝したく思います。

なお季節柄か風邪薬の服用などの理由で事前検査でご遠慮いただくことになった方も多く、最終的に献血できた方は41名となりました。

初陣となったローターアクトクラブは、例会に日赤の担当者をお招きして勉強会を行って献血の意義について認識を深め、友人等を誘うなどして当日に臨みました(実際にご友人も来てくださいました)。当日のスタッフ体制はローターアクトクラブの学生会員6名が中心で担当しましたが、実状に合わせて配置を変えたり、各人が全体を見ながら考えて行動している姿を頼もしく感じました。

 

以下は次回のために備忘として記させていただきます。

実施時期について

今回はローターアクトクラブの伝達式の関係で3月の実施となりましたが、

  • 毎年1~2月は、輸血の需要が多くなるのに献血者が少なくなる時期である。
  • 10代~20代の青年層の献血者が過去10年間で3割も減少していることから、アクターが友人等に働きかけることも大切な取り組みですが、3月は大学が春休みであり構内に学生が殆どいない時期です。

予約方法について

今回ラブラッド(日赤の献血Web会員サービス)による事前予約者の情報は、一般の方も含まれるためご提供いただけませんでしたが、これは致し方ないと思います。また半数は予約をされずに来られた方でした。空きの発生を少なくして効率よく献血者を増やすためには、会員の紹介の方はラブラッドで個別に予約いただくのではなく、一旦クラブで掌握し、時間が決まっている方についてはクラブを通じて予約するようにした方が良いかもしれません。

会員へのご案内について

会員向けのご案内では、①献血できる方 ②役員をできる方 ③それぞれの予定時間帯 を、明確にご回答いただけるフォームにするのが望ましかったと思います。