献血活動・ホテルメトロポリタンエドモント共催事業

令和3年10月15日に広報・公共イメージ向上委員長の飯塚さんから電話があった。「澤部さん一緒に会員全員参加の献血活動を頑張りましょう!」というメッセージであった。私が欠席してしまった直前回に行われた理事会にて若林ガバナーから献血活動のお願いがあったようで、家に戻ってから送って頂いた資料に目を通した。なるほど!

この2年間コロナ禍で、なかなか思うように奉仕活動がリアルで実施できない中、献血活動のオファーだったのだ。リアルな奉仕活動だ、是非クラブ一丸となって成功させたいという気持ち、と同時にこのコロナ禍に献血活動を行っても参加者を募れるのだろうかという不安な気持ちとが同時に脳裏を走った。

社会・青少年奉仕委員会でオンラインミーティングを行った、近隣の献血会場へ見学に行った、赤十字の説明を聞いた、ホテルメトロポリタンエドモントとの打合せを行った、理事会報告をした、会員へ案内をした、地域と連携をした、その他諸々の連絡や作業をした、そして当日を迎えた。全てコロナ禍の状況であった。

そして令和4年2月21日の当日17時15分頃だったであろうか全ての献血が終わったころである。赤十字から献血実施報告書を渡される際に、「申し訳ありません、私共の読みが甘かったです。」と言われた。何を言っているのか意味を確認すると、初回の献血活動で献血申込者数が目標数を上回るケースは殆ど無い事らしく、言い換えれば「こんなに献血者が募ると思っていませんでした」という事になり、つまり大成功に終えたといってよいのだと気づいたその瞬間に、疲労感を超える暖かい空気が私を包んだ。年齢のせいか、目を潤ませながら、これまでの会員とのやり取りの声が聞こえてきた。

  • 献血者あと何人で必要なの?
  • どんな状況?
  • 何かあったら手伝うよ。
  • なんでも指示してね。
  • 俺も応援行きたいのだけど、コロナだしな。
  • 自分が参加できないから、声掛け難いよな。
  • 当日、いくよ!
  • 私も献血できますかね?
  • どうやって登録するのかな?   等々

 

突然お越しいただいた若林ガバナー、当日参加いただいた会員、参加は叶わなかったけれども献血活動を想ってくれた会員、そしてご協力いただいた全ての皆様にご報告します。第1回ホテルメトロポリタンエドモントとの共催による東京本郷ロータリークラブの献血活動は、大成功です。

「ありがとうございました」

  • 目標献血者数:54人
  • 献血申込者数:56人
  • 献血者数  :45人(献血できなかった人数:11人)

 この活動は献血を行う事と、献血が必要であるという状況を周知するという事が目的で、これからも継続して献血活動を通して社会奉仕活動が行えますように。

以上
報告者 社会・青少年奉仕委員長 澤部利藏